今回はカメラを使っての写真や映像撮影についての記事を書いていこうかと思います!過去にも2度ほど撮影に関する記事を公開しているのですが、1年半以上経った今でもその記事を見てくださっている方がたくさんいるようですごく嬉しいです!
そんな過去に公開した記事はこちら
【撮影の小技テク part2】ポリ塩化ビニールと使ってボケ感のある映像を撮ってみよう。
今日の記事も、数千円で実践できる内容になっているので、カメラを始めたばかりの方や今までと違った撮影に挑戦してみたいなって考えている方はぜひ試してみてくださいね!
レンズフィルターの種類を知ろう
初めてカメラを購入した時や新しくレンズを購入した時に、これも購入しよう!的なオススメに必ず上がってくるレンズフィルター。皆さんもレンズフィルター購入しましたよね?
お持ちでない方はぜひ購入して頂きたいのですが、皆さんが購入されているのはおそらくレンズプロテクターと呼ばれるもの。これはその名の通りレンズへの汚れや傷を防いで保護してくれるフィルターになります。
そんなレンズフィルターですが、実はその他にも多種多様なものがあり、PLフィルターやNDフィルターなどが一般的によく利用されるフィルターになります。この2つのフィルターの特徴はこんな感じ。
PLフィルター
PLとはPolarized Light(偏光)フィルターの略で、偏光膜を利用したレンズフィルターになります。このPLフィルターは光の反射を弱めてくれたり、乱反射を防ぎ青空の色を濃くしたりと色彩コントラスト効果があるもので風景撮影をされる方には必須のアイテムとなっています。
NDフィルター
NDとはNeutral Density (中立な濃度)フィルターの略で、色彩に影響を与えることなく、光の量を抑えてくれるフィルターになります。例えて言うならばサングラスの様なものと言えばわかりやすいですかね? またNDフィルターにはND4、ND8と番号がついており、番号が大きいほど濃くなり、シャッター速度を遅くできます。※ND4、ND8などの数字は、光量を何分の1に減らすかを表しており、ND4であれば1/4となります。使用例を挙げるとすれば、シャッタースピードを遅くしての撮影時に、露出オーバーで写真が白飛びしてしまう事などがあるかと思うのですが、そう言った時に、このNDフィルターで光を弱めるわけです。
さて、話がちょっと脱線してしまいましたが、レンズプロテクター、PLフィルター、NDフィルターと3つの紹介をしてきましたが今日の皆さんに紹介したいものはこの3つのフィルターとはまた別な種類のフィルターになります。
ソフトフィルターを使って霧の中で撮影したような幻想的な写真を撮ろう
さて、本題です。今日紹介したいものは大きく分けると特殊効果フィルターと呼ばれるカテゴリーのもので、ソフトフィルターと言うものになります。
早速、ソフトフィルターを使って撮影した写真を見て頂きましょう。まずポートレートがこちら
モデルはぷるこちゃん
そして2枚目は風景写真
どうですか?この幻想的なボヤッとした感じ。霧の中にいる様なそんな雰囲気の写真になりますね。光があたっている部分が特に雰囲気が出ていますよね。今日紹介するソフトフィルターを使うと手軽にこんな写真が撮れちゃうんです。
それでは、このソフトフィルターが何なのかをより詳しく紹介していきたいと思います。
まずソフトフィルターって何?とお思いの方の為に簡単に説明をしていきます。ソフトフィルターは光を滲ませ、ソフトな雰囲気を演出してくれるフィルターになり、先ほど見て頂いた写真の様に光を受けている場所がソフトな雰囲気になり、光を発している様な描写になります。
そしてさらに詳しく説明すると、ソフトフィルターには細かな種類があり、写真用品・光学製品の製造と販売を行うケンコー・トキナーさんの製品ラインナップになぞり言うとフォギー、プロソフトン、ブラックミスト、ソフトンなどがあります。
自分が使用した物はケンコー・トキナーさんのフォギー(B)のフィルターになります。このBと言うのは効果が強いものでその他にはA(効果弱)が発売されています。
これが、自分が使っているフォギー(B)のレンズフィルターです。
ソフトフィルターをオススメする理由
実際に使ってみた上でソフトフィルターをオススメする理由をお伝えしていきたいと思います。
まずオススメする理由1つ目。ずばり通常撮影ではなかなか演出できない風合いを楽しめる。これに尽きるなと思います。
ソフトフィルターを使う事で得られる幻想的なボヤッとした光や風合い。この雰囲気は通常のレンズではなかなか表現できないものが、手軽に作れてしまうわけです。ぜひ、ポートレート撮影で女性をふわっと儚く撮影したい時や、雰囲気ある空間(カフェとか?)での撮影などで使ってみて欲しいです。
あ、そうそう使い方のポイントもお伝えしておきます。それは、光源がある所や被写体に当たる所でぜひ使用してください!室内であれば外から自然光が入ってきている場所や、もしくはライティングを当てての使用。野外であれば夕暮れ時なども雰囲気が出て良いかもしれませんね。
オススメする理由2つ目。それは手頃さ&手軽さ。
このフィルターの価格は、レンズの口径にもよりますが2,000円前後から販売していて手頃なのに加え、レンズの先に取り付けるだけで使えちゃう手軽さ。サイズも小さいので持ち運びにも便利。コスパも良く誰でも簡単に使え、そして持ち運び時にもかさばらない。こんな最高な事ないですよね!
オススメする理由の最後、3つ目。女の子を柔らかい雰囲気で可愛く撮影できる。
このレンズフィルター1枚で女の子を可愛く撮れちゃうんです。(あくまでも個人的な意見です笑)もし、近々女の子のポートレート撮影などをする機会がある方は騙されたと思ってぜひこの1枚を持っていってみてください。間違いなく喜んでもらえる様な1枚が撮影出来るはずです!
はい、ってな感じで今日はレンズフィルターについての簡単な説明とソフトフィルターを使っての撮影に関してをご紹介してきました。いつもの撮影に飽きてきてしまっている方や新しい雰囲気の撮影に挑戦してみたいなと思っていた方はぜひソフトフィルターを購入して使ってみて下さいね!
自分と同じ物はこちらから購入可能です!
番外編 – プロソフトン(A)-
今日、紹介させて頂いたソフトフィルターのフォギー(B)意外にもプロソフトン(A)も購入しました。試しにプロソフトン(A)を使って、自宅リビングに差し込む朝日を撮影してみた写真がこちら。
感想としては、フォギーよりもソフト効果(にじみ効果)が薄く、ナチュラルな感じで撮影ができるレンズだなと感じました。もちろん効果が弱いAをしようしているのでそうかもしれませんが、それでもフォギーとの違いは見てわかる程度には差があるかと思います。
色々調べてみたのですが、プロソフトンは星景写真を撮る方が多く愛用しているそうです。どうやら星の光が良い感じに滲んで大きくなるからだそうです。
あ、星景写真の撮影意外では使えないと言うものではありませんのであしからず!ケンコーさんのサイトにはポートレート撮影での使用例などが紹介されていたのでそちらもぜひ参考にしてみて下さい!
いやー、写真は奥が深い!また一つ学びになりました。こちらも気になった方はぜひ購入してみて下さい!